綿帽子とは?綿帽子の魅力についてご紹介!

最近再ブーム中の綿帽子!
だけど「綿帽子って実際何?」「どうやったら可愛くなるの?」「スタジオでも着用できるの?」など
疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために綿帽子の魅力を沢山お伝えします!
綿帽子とは?
綿帽子は、白無垢を着た花嫁が頭に被る白くてふわっとした帽子状の被り物で形は丸みがあり、顔全体を優しく覆うようにデザインされています。
日本の伝統的な婚礼衣裳の一部で、特に神前式の花嫁が着用することが多い装飾品です。
和装の花嫁をより美しくみせてくれます。
和装と言えば、綿帽子姿を思い浮かべる方も多いでしょう。今回は奥が深い綿帽子について詳しくご紹介します。
1.綿帽子の意味と由来
【意味】
・「邪気から花嫁を守る」魔除け
結婚という人生の節目にある花嫁を、悪いものから守るという意味合いがあります。
・「花婿以外に顔を見せない」慎ましさの象徴
昔は「夫になる人だけに自分の顔を見せる」という奥ゆかしさ、貞淑さの表現でもありました。
「挙式が終るまで新郎様以外に顔を見られないように」という意味もあり、ウェディングドレスのベールと同じ意味があります。
昔ながらの意味は尊重されつつも、現代では、「伝統を大切にしたい」「家族への感謝を込めて」「写真映えするから一生の想い出に残したい」などの思いを込める花嫁も多いです。
綿帽子は、日本の美意識や花嫁のこころを映す「特別な存在感」にあります。
【由来】
綿帽子の由来は諸説あります。
元々はホコリ除けとして使われていたり真綿を加工して広げて作る防寒具のことであったが、のちに婚礼衣裳のひとつとなりました。
綿帽子は、江戸時代末期~明治時代初期にかけて登場したと言われています。
それ以前は「角隠し」が 主流でしたが、それに代わる形として白無垢に合う最も格式の高い装いとして登場しました。
綿帽子は、白無垢を着る際にしか合わすことのない特別なアイテムですが
必ずしも合わせなくてはならない訳ではございません!
最近では白無垢でも洋髪を合わす方が増えております。
2.綿帽子の着用の流れ
綿帽子を自分で被ることはほぼなく、プロが丁寧に装着します。
文金高島田などの日本髪風のかつらや綿帽子キーパーを付けてヘアセットを仕上げます。
顔のみえ具合は花嫁の希望に合わせて調整可能です。
(綿帽子キーパー:綿帽子の形を美しく保つために内側に入れて使うサポートアイテムでふんわりとした丸みのある綿帽子特有のフォルムを、つぶれたりよれたりしないように支える役割がある)
3.綿帽子を選ぶ際のポイント
①顔のみえ方をチェックする
綿帽子は顔を隠すように前に被るため顔の露出度具合で印象が変わります。面長さんや小顔の方はやや浅めに被るとバランスが良くなります。
②綿帽子の形を確認する
ふっくらとしたドーム型、少し潰れたナチュラル型など形にも個性があります。
③白無垢との相性をみる
白無垢の織り柄や刺繍が豪華ならシンプルな綿帽子が引き立ちます。無地の白無垢なら、綿帽子に柄があったり、立体感を出すとメリハリが出ます。
④写真で映えるかよくチェックする
鏡で見るよりも、カメラで撮った時の見え方・全体のシルエットが大事になります。試着が出来るなら、いろんな角度で試してみてお気に入りのシルエットを見つけてみましょう
4.撮影スタジオで綿帽子を被るメリット
①シルエットが美しく小顔効果も!
綿帽子が顔の周囲を覆うため、小顔効果や柔らかい印象を与えることができます。
陰影も美しくつくので、写真映えしやすいです!
②白無垢の魅力がより引き立つ
綿帽子と白無垢はセットで着ることが多く、全体として「和」の世界観が完成します。
スタジオではライトの加減も調整するので、最大限に美しく見せてくれます。
③スタジオ撮影なら、暑さも大丈夫!
夏場は屋外で綿帽子を被ると暑さで大変ですが、スタジオ撮影なら1年中快適に撮影ができるので安心して綿帽子の良さを写真に残すことができます!
④花嫁様しか着けれないので一生に一度!